2011/10/15

iOS5 にさくっと安全にアップデートするための下準備と設定

 

 

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iOS5へのアップデート祭り、死人が沢山でているようで。。。
祭りに死はつきものなんですが、わが身はやっぱりかわいいもんですね。
今回は勢いでアップデートいったれ!とやってみましたが、途中iPhoneのバックアップのパスワードを失念していて詰むところでした。

次回のアップデートの際は、これだけは必ず準備しとかないと死ぬぞ!的なアラートを出して、
チェックリストにチェックを入れて初めてアップデートができるような、そういう仕組みを取り入れて頂けると良いですね。

iOS5へのアップデートは、iPhoneの使い方によっては非常に時間がかかる場合があります。
たっぷりの時間と余裕がある時にアップデートした方が身の為です。

出勤前に行ったりすると仮病がこじれる可能性があるので注意。

それでは下ごしらえの手順です。
C÷ミ


手順多すぎじゃしばくぞハゲ!と言われたので記事の前に目次を追加;;

  1. まずは iTunes を最新にする。
  2. Windows & Mac でiCloudが使えるようにしておく。
  3. 転ばぬ先の杖、iPhoneのバックアップを作成しておく。
    3-1. iPhone本体の設定をバックアップする
    3-2. iPhoneを復元するための準備
    3-3. こちらはお好みで。
    (事故死)iPhoneが息をしていません。。。iPhoneをきれいさっぱりリセットする。
    (iPhone怒りの復元)無垢になったiPhoneを、バックアップから調教済みのiPhoneに復元する方法
  4. iOS5へのアップデートを試みる。
  5. iOS5になったiPhoneの初期設定をする

ざっと5分程度です。読むだけなら。

 


 

1. まずは iTunes を最新にする。

iOS5配布時点では、iTunes 10.5 が最新バージョンです。
iTunes を起動する、またはソフトウェアアップデートなどで、最新版へのアップデートの案内が届くようになっていますから、既に iTunes 10.5 がインストール済みかもしれませんが、念のためにバージョン確認。
もし 10.5以下のバージョンを使っている場合は、iTunesを最新にしておきましょう。

>iTunesをダウンロード

 

[Windowsでのバージョン確認]
iTunesを起動 → ヘルプ → バージョン情報
下図のように「10.5」の表記があればOK。

itunes10.5 - win

 

[Macでのバージョン確認]
iTunesを起動 → リンゴマーク横の「iTunes」→ iTunesについて
下図のように「10.5」の表記があればOK。

itunes10.5 - mac

余談ですが、WindowsとMacではバージョン表記が若干異なるんですね。
なんて無駄知識。

 

次は iCloudを使える環境を整備しましょう。

 

2. Windows & Mac でiCloudが使えるようにしておく。

iOS5の目玉機能の一つに「iCloudとの連携」があります。
MacOSX Lion では iCloud が統合されているので、若干の設定をすれば使う事ができますが、
Windows の場合は「iCloud Control Panel」という専用のクライアントソフトをインストールする必要があります。

[Windowsに iCloud を設定する]

iCloud Control Panel を使用するには「Windows Vista Service Pack 2またはWindows 7」が必要です。
XPは切り捨てられてしまったんですね。
下記のリンクから iCloud Control Panel をダウンロードし、インストールします。

>iCloud control Panel のダウンロード

設定方法は下記のアップル公式ページか、過去の記事を参考してください。

iCloud Control Panel  システム条件
・Microsoft Windows Windows Vista SP2 or Windows 7
・Safari 5.1.1 or Internet Explorer 8 or later
・Microsoft Outlook 2007 or 2010 recommended
・Broadband Internet access

 

[MacにiCloudを設定する]

Macの場合は公式の手順通りに設定すれば準備完了です。
iCloudの恩恵を最大限に受けるには「OS X Lion v10.7.2以降」が必要です。
Lion 以下のバージョンでは、iCloudの恩恵を受けることがほぼできません。
有線でもアドレスブックとの同期ができず非常に切ない事になります。信者は大人しく Lion買えよってことですね。
もちろん、LionでなくてもiOS5は使う事はできますので、Lionは後回しにしても大丈夫です。

 

  • 念のためのMacOSXのバージョン確認方法。
    リンゴマーク→このMacについて→10.7.2であればOK
  • 念のためのソフトウェアアップデート方法
    リンゴマーク→ソフトウェアアップデート→アップデートがあれば済ませておきましょう

あとは下記の手順に従って設定すれば準備完了です。

iCloudを設定する Mac編 – アップル
http://www.apple.com/jp/icloud/setup/mac.html

下記は参考リンクです。

iCloudを設定する – アップル
http://www.apple.com/jp/icloud/setup/

 

次はiPhoneの下準備に取り掛かります。

 

 

3. 転ばぬ先の杖、iPhoneのバックアップを作成しておく。


iOS5へのアップデート中にもし何かあっても保険が利く様に、というか何も起こらない方が良いのですが、転ばぬ先の杖としてバックアップを作成しておきましょう。

とりあえずiPhoneをUSBケーブルで母艦につなぎます。

 

3-1. iPhone本体の設定をバックアップする

 iTunesを起動→iPhoneを選択→概要→バックアップ

※バックアップを暗号化する際には、パスワードは忘れずに控えて置いてください。アップデート時に詰みます

※アドレス帳、音楽、ビデオ、写真などのデータのバックアップも忘れずに行っておいてください。
 iOS5へのアップデート時に、音楽ファイル等、一部のデータは削除されます。

 

3-2. iPhoneを復元するための準備

ついでといってはなんですが、もし事故に遭った時の為に、ゼロから復旧する方法も押さえておきましょう。

iPhoneのバックアップは非常に優秀で、復元時にはバックアップ時点の状態をほぼ完璧に再現してくれます。
注意点として、アプリを復元する際には、母艦のPCまたはMacに存在せずiPhoneだけに入っている、という状態のアプリは復元されません。
漏れがない様に、iPhoneから母艦へアプリをバックアップしておきましょう。

[Windowsの場合]
iTunes起動→iPhoneを選択→ファイル(F)→購入した項目を”iPhone”から転送

[Macの場合]
iTunes起動→iPhoneを選択→リンゴマークの並びのファイル→購入した項目を”端末名”から転送

これでiPhoneに入っている物は母艦のWindowsまたはMacにも入っている、という状態になります。

 

3-3. こちらはお好みで。

  • とりあえず後でインストールしなおしても差し支えないアプリはiPhoneから取り除いておくと、
    身軽にできて事故の確率が減り、アップデートの時間も短縮できます。
    また、事故からの復旧時間も短くなります。
  • 音楽、ビデオ、写真などのデータは一旦本体から取り除いておくと、
    事故からの復旧が早くて済みます。
    バックアップは音楽データ等も復旧させてくれるので。。。

 

(事故死)iPhoneが息をしていません。。。iPhoneをきれいさっぱりリセットする。

涙が出そうな状況になったら、慌てずに工場出荷時の状態にリセットしましょう。
先にパックアップしてあるから大丈夫!ですたぶん。

リセット方法:
 Apple ロゴが表示されるまで、スリープ/スリープ解除ボタンとホームボタンを同時に10 秒以上押し続けます。
 ・スリープ解除ボタンとはiPhone本体右上角のボタン。
 ・ホームボタンとはiPhone本体正面下部中央の丸いボタンです。

参考記事:iPhone, iPad, iPod touch:電源の入/切 (再起動) とリセット - アップル

 

(iPhone怒りの復元)無垢になったiPhoneを、バックアップから調教済みのiPhoneに復元する方法

工場出荷時の状態に戻ったら、さっき取っておいたバックアップからiPhoneを復元します。
iTunesを起動→概要→復元

これでアプリや設定含め、ゼロから復元が可能です。
この手順でも解決できない場合、最寄りのアップルストアへ駆け込みましょう。

 

次は、いよいよiOS5へのアップデートです。

 

 

4. iOS5へのアップデートを試みる。


待ちに待ったiOS5へのアップデートです。
これだけ下準備しておけば、何か起こっても素数を数えなくて済みます。
iOS5にアップデートが完了し、事項のiPhoneの設定が済むまで、USBケーブルは抜かずにおきましょう。

Wi-Fi経由でのiPhoneへの同期を試してみたくなる気持ちもわかりますが、
今ここで慌てなくても、これから嫌という程お付き合いする事になりますのでご安心ください。

[iOSをアップデートする]
iTunes を起動し→iPhoneを選択→概要→アップデートを確認ボタンをクリック。

 

Image[4]

「ダウンロードしてアップデート」を選択。
iTunesのソフトウェアアップデートがあれば、ここで実施されるかもしれません(未確認)

 

Image(1)[4]

先に行っているので必要はありませんが、とりあえず「続ける」で。

Image(2)[4]

iPhoneの音楽等は全部けしちゃうけどいい?と聞いてきます。
既に作業を終えている私に死角はなかった。
「アップデート」を押す。

Image(3)[4]

アップデート内容が出てきます。
「次へ」を押す。

Image(4)[4]

利用規約が出てきます。しっかり読みましょう。
「同意します」を押すと、同意した事になります。

 

アップデータのダウンロードが始まります。
アップデータのダウンロードが済むと、iOS5のインストールが始まります。
エラーがでなければ以上でアップデート終わり!

しばらくするとiPhoneがiOS5が初期設定を求めてきます。

それまで気長に待ちましょう。

 

次は iOS5になったiPhoneの初期設定です。

 


5. iOS5になったiPhoneの初期設定をする

 こちらは画像が多くなったので別記事になっています。

 


たぶんこれでいけると思うw

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