2014/09/20

iCloud Drive を Windows PC で使う方法(設定手順)



2014/10/22:
「Documents 5」というiPhone/iPad対応の無料アプリから、iCloud Drive のデータにアクセスできるよ。と教えて頂きました。


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iOS8いれたら iCloud Drive をためしてみるやろ! ということで、
iCloud Drive をPCで使う方法、セットアップ手順の備忘録。
環境は Windows 7/64bit で動かしながらメモるレベルで書いています。


##まずは前提条件として


  • iOS8 にアップデートしていること
  • iOS 端末上で iCloud Drive を有効にしていること
  • アップデート時の設定画面で iCloud Drive の使用を見送った方は、
    iOS 端末上で「設定」→「iCloud」→「iCloud Drive」→「iCloud Driveにアップグレード」
    を選ぶと iCloud Drive を使うことができるようになります。
  • 「iCloud for Windows」というアプリケーションをWindowsにインストールする必要があること
  • 「iCloud for Windows」はWindows 7/8 対応であること

などがあります。他にもあるかもしれません。


##おぼえておきたいこと


  • icloud.com に iCloud Drive のアイコンが追加され、ファイル操作ができるようになっています。
  • iOS7 以下とは互換性がないこと。現在 iOS8 でしか使うことができません。
  • iCloud Drive は端末ごとにオン/オフが可能です。
  • iCloudで提供されている初期容量は5GB。iCloud へのバックアップなど+iCloud Drive と共用で5GBです。iCloud Drive を設定すると iCloud の容量が増える、ということはありません。
  • ・iOS端末と iCloud Drive とのデータ同期は、Wifi 環境下以外に、モバイルデータ通信(電話回線)下でも同期するよう設定することができます。


##設定する前に


2014/9/19日現在、PCに iCloud Drive を設定しても iCloud Drive 上とデータを同期させる以外にできることがありません。iOS端末上でデータ閲覧もできないようです(多分)
なので設定して楽しむだけです。


##さっそくインストール


iCloud をPCで使うには、「iCloud for Windows」というアプリケーションを、PCにインストールする必要があります。Apple Software Update で「iCloudコントロールパネル」なるものを見かけたことがあるかもしれませんが、それのことです。今回のアップデートにより名称が「iCloud for Windows」に変更になりました。ですので、既にPCにインストールされているかもしれません。
iOS端末ユーザのほとんどは iTunes をPCにインストール済みかと思いますので「Apple Software Update」から導入する形で書いていきます。
実はいれてないねん。。。という方は下記のリンクから「iCloud for Windows」がダウンロード可能です。
http://support.apple.com/kb/DL1455?viewlocale=en_US&locale=ja_JP

アップル社から提供されている iCloud for Windows のバージョンは 4.0 です(2014/09/19現在)。


  1. iCloud for Windowsをインストールする
  2. Apple Software Update を起動する
    「スタート」→「すべてのプログラム」→「Apple Software Update」で起動します。
    Apple Software Update を立ち上げると、「iCloud for Windows」が選択できるようになっていますので、チェックを入れてインストールしてください。


  3. 再起動する
    インストール完了後、再起動を求められましたら、大人しく再起動しましょう。





## iCloud for Windows を設定する


  1. iCloud にサインインする
    インストール完了後/PC再起動するとiCloudへのサインイン画面(いわゆるログイン画面)が起動します。
    Apple ID とパスワードを入力して「サインイン」をクリックします。

    ※キャンセルしたわ。。。とか閉じちゃったわ。。。という場合は、
    タスクバーの通知領域の中に「iCloud」のアイコンがあるので、それを探してクリック。



  2. 診断状況をAppleに送信しますか?というウィンドウが開きます。
    お好みで「自動的に送信する」/「送信しない」をクリックしてください。
    ウィンドウは自動的に閉じられます。





  3. iCloud にサインイン完了、iCloud Drive を設定する
    「iCloud Drive 」の項目にチェックを入れ、「適用」をクリックします。
    以上で PC上から iCloud Drive を利用する準備が整います。

    ※ちなみに、はじめて写真「フォトストリーム」にチェックを入れて適用した場合、フォトストリーム上にある写真をごそっとダウンロードし始めます。写真のダウンロードが終了するまでPCが重くなりますので、とりあえずチェックをはずしておいて、後でゆっくり設定してあげるとスムーズです。


  4. iCloud Drive 用のディレクトリを開いてみる

    C:\Users\{ユーザ名}\iCloudDrive\」に iCloud Drive 用のディレクトリが作成されます。
    このディレクトリに入れたファイルが iCoud Drive 経由で各端末と同期されます。

    初期状態では、中に2つのディレクトリ「Preview」「TextEdit」がありますが、中身は空っぽです。


    以上で iCloud Driveの設定は完了です。


## よくあるFAQ



  1. 早速iPhone/iPadからファイルを見たい! → いまのところ直接は見れないようです(多分)。そのうち公式アプリが配信されたりするんじゃないでしょうか。






すでに各種用途に沿って Adobe Creative Cloud / Google Drive / OneDrive / Dropbox / iCloud Drive と、いつのまにやら5つもゴリゴリと動いている始末。おなかいっぱいだなー。


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iCloud for Windows 4.0

  • iCloud Drive
    • プレゼンテーション、スプレッドシート、PDF、イメージなどのあらゆる種類の書類をすべて iCloud に安全に保管して、iOS 8 がインストールされている iPhone、iPad、iPod touch、OS X Yosemite がインストールされている Mac、または PC からそれらにアクセスできます。

  • 自分のフォトストリーム
    • iPhone、iPad、または iPod touch で撮影された写真をお使いの PC に自動的にダウンロード
    • お使いの PC の自分のフォトストリームに追加したすべての写真が、iPhone、iPad、iPod touch、または Mac で自動的に利用可能に

  • iCloud 写真共有
    • あなたの共有ストリームに友達が写真、ビデオ、およびコメントを投稿可能
    • アクティビティ表示ですべての共有ストリームの最近の更新をまとめて確認
    • 最大 720p(HD)、最長 5 分のビデオを共有ストリームに追加

  • メール、連絡先、カレンダー、およびタスク
    • iPhone、iPad、iPod touch、Mac、および Windows PC を常に同期
    • ほかの iCloud ユーザーとカレンダーおよびタスクリストを共有

  • Internet Explorer、Firefox、または Google Chrome を使用してブックマークを自動的に同期
  • Windows のスタートスクリーンまたはスタートメニューから iCloud.com にアクセス可能

iCloud for Windows 4.0 には、Microsoft Windows 7 または 8、Outlook 2007 以降または iCloud.com (メール、連絡先、カレンダー用)、および Internet Explorer 9 以降、Firefox 22 以降、または Google Chrome 28 以降(ブックマーク用)が必要です。iCloud のシステム条件を確認してください。 

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